【税理士が解説】設備投資の計画における基本的な考え方とは?
事業を行う際には、設備投資が必要になってきます。
そして設備投資を行う際には、資金調達を同時に行うことが多くあるため、設備投資の計画などを立てていくことがよくあります。
設備投資を行っていくにあたって設備投資の計画を立てていきますが、その計画を立てるにあたっての基本的な考え方にはどのようなものがあるのでしょうか。
以下で詳しく見ていきましょう。
設備投資計画書の作成目的
設備投資計画書を作成するときには融資を一緒に考えていることが多いです。
例えば、店舗を構える際の店舗改装資金や空調設備費用などといったものが具体的な例として挙げられます。
ここで、自己資金で賄えない部分を融資で補いますが、融資を受けるにしてもなぜこのくらいの金額が必要なのか、そしてその資金を返済できる見込みがあるのかということを明確にしていくためにも、設備投資計画書は作成していく必要があります。
設備投資計画の基本的な考え方とは
設備投資計画を立てていくにあたって必要なことにはどのようなことがあるのでしょうか。
・どのくらいの費用が必要なのか
まずは、どのくらいの費用が設備投資で必要なのかということを明確にする必要があります。
何にどのくらいの費用が掛かるのかということを、請求書などをもとに把握して記載しておきましょう。
・設備投資資金を回収できる売り上げが出来るのか
次に、設備投資資金を回収できる売り上げが上がるのかということを事業計画として立てておく必要があります。
設備投資資金を回収できる売り上げがあるだけでなく、設備投資を行うことで売上を投資前と比べてあげておく必要もあります。
・なぜ設備投資が必要なのか
最後に、なぜ設備投資が必要なのかということを記載する必要があります。
設備投資をしなくてはならない理由なども必ず明確にしておきましょう。
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浅野 泰生
Asano Yasuo / 税理士
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- 所属団体
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- 東京税理士会(149910)
- 経歴
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- 大学卒業後、一部上場の飲料メーカーに営業職として入社
- 大手税理士法人で会計実務に従事
- 2006年 中小企業の経営支援に特化した業務システム開発会社に入社
- 2014年 血縁関係のない創業者からの経営承継により代表取締役社長に就任
- 2015年 引き継いだ当初赤字続きだった同社を就任初年度に黒字化
- 2017年 新規事業を展開するための戦略子会社を設立、設立2年目で単年黒字化に成功
- 2018年 就任から在任期間中5期連続で増収を達成
- 2019年 後継者支援に専念すべく株式会社think shiftを創立
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